改めて、税理士は自分で選んだほうがいいと思った

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わたしは、このブログで税理士は自分で選んだ方がいいですよ、ということを何度か書いています。

やっぱり色々な税理士がいる。だからこそ、税理士は自分で選びたい!

2017.12.22

税理士事務所は自分で探してみませんか

2017.11.10

税理士事務所も色々と選べる時代です

2017.11.09

最近またこのことを強く思うことがあったので、記事にしてみます。

今日、飛び込みの営業を受けました。

何かと思ったら、税理士事務所を結ぶマッチングサイトを運営したりする税理士向けのコンサルティングを行っている方でした。

そこで、後継者がいない税理士と、お客様を獲得したい税理士を結び付けたりするそうです。

また、わたしのように税理士が1人の税理士事務所の場合、病気やケガで働けなくなったときに困ります。

そういったときにも、税理士を紹介してくれたりするそうです。

そもそも、わたしは、お客様自身が税理士を選ぶものだと思っています。

ですから、営業の方の話を聞きながら自分には全く合わないサービスだなと思って聞いていました。

紹介してもらう場合と自分で選ぶ場合のどちらがいいですか

税理士に依頼している方に聞きたいです。

「紹介してもらった税理士と自分で選んだ税理士、どちらが信頼できますか?」

普通に考えて、自分で選んだ税理士の方が信頼できるんじゃないかと思うんですよね。

自分で選んだ税理士の方が信頼できる理由には以下のようなものがあります。

・自分で相性の良い税理士を選んでいるので信頼できる
・そもそも自分で選ぶ時点で、信頼できそうな税理士を選んでいる
・自分で選んでいるので、遠慮や気兼ねをしなくていい

自分で相性の良い税理士を選んでいるので信頼できる

税理士との相性は大切だと思っています。

自分で選ぶ場合は、相性の良さそうな税理士を選ぶことができます。

そうは言っても、実際に仕事を依頼してみたらそうではなかったということもあるでしょう。

そのような場合は、税理士を変更すべきだと思います。

一度契約した税理士を変更するのは気が引けるという人が多いと思いますが、そこは遠慮する必要はありません。

お客様が我慢することではないと思うからです。

そもそも自分で選ぶ時点で、信頼できそうな税理士を選んでいる

相性の良い税理士を選ぶと同時に信頼できそうな税理士を選んでいるはずです。

紹介してもらった税理士と、自分で選んだ税理士とでは、当たる確率は自分で選んだ方が高いと思います。

自分で選んでいるので、遠慮や気兼ねをしなくていい

紹介の場合、紹介してもらった人との関係で、自分に合わなかったとしても断りにくいという大きな欠点があります。

さらに、紹介を商売で行っている場合、紹介という行為に対してお金が動きます。

お金が動くということは、お金のために紹介をするということになりがちです。

対して、自分で選ぶ場合は、誰に遠慮や気兼ねをすることもありませんし、自分が選ぶということに対してお金が動くこともありません。

お金が動かないので、純粋に自分が良いと思った税理士を選ぶことができます。

現在の税理士の紹介でもお金が動くことがある

仮に、現在依頼している税理士が高齢で引退するときに、次の税理士を紹介されるとします。

その紹介の裏でお金が動いていることもあります。

お金が動くことと、良いか悪いかは別の問題ですが、自分が依頼する税理士に関して自分の知らないところでお金が動いているというのは、あまり気持ちのいいものではないでしょう。

現在の税理士が引退するということであれば、次の税理士を自分で選べば、何の問題も生じません。

もし、今の税理士に「引退するので次の税理士を紹介しましょうか」と言われたら、自分で探すので結構ですと言えば、何の問題もありません。

「引退するので、事業を○○税理士事務所に引き継ぎます」と言われることもあると思います。

この場合でも、「そういうことなら、次の税理士は自分で探します」と言ってしまって問題ありません。

税理士は自分と税理士事務所との契約ですから、現在の税理士に次の税理士事務所を決めてもらう必要はありません。

おそらく契約書にも引退するときは次の税理士に引き継ぎますとは書かれていないでしょう。

引き継ぎも問題ない

税理士を変更すると引き継ぎが心配とか、今までの経緯を知っていないと不安だと思う人もいるかもしれません。

しかし、税理士であれば、過去の申告書などを見たうえで、お客様に状況を聞けば、大抵のことはわかります。

その点の心配もしなくて大丈夫です。

もし、自分で探した税理士と話してみて不安に思うようであれば、その税理士はやめて他の税理士を探しましょう。

ただし、決算間際での税理士変更は問題が発生する可能性があります。

決算間際に、現在の税理士に引退などを告げられたら、少し慎重に判断しましょう。

その時の決算だけ紹介された税理士に依頼をし、次からは別の税理士を自分で探すということも考えられます(あまりおすすめはできませんが)。

まとめ

飛び込みの営業を受けて、改めて、税理士は自分で探した方がいいよなと思い、記事にしました。

なぜか、「税理士は紹介してもらうもの」とか、「一度依頼したら変更できない」とか思っている人が多いです。

付き合いが長ければ長いほど、税理士の変更を躊躇します。

それは仕方ないことかもしれません。

しかし、今の税理士が引退するとなれば、話は別です。

いずれにしても税理士が変更になる訳です。

自分で税理士を選ぶチャンスとも言えます。

昔と違って税理士を選ぶ判断材料は豊富にあります。

わたしは、税理士は自分で選ぶものという考え方を普及させたいと考えています。

今後もブログを通じて、この考え方を伝えていきたいと思います。

【編集後記】

千葉ロッテの新外国人選手が1人決まりました。

身長196cm、体重133kgの大型大砲だそうです。

体形のように本当にホームランをガンガン打ってくれたらいいんですけどね。

最近まともな成績を残した外国人野手がいないので、控え目に期待することにします。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。