税理士との契約年数は長い方がいいのか

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広島の丸選手がFA宣言をしました。

報道では、丸選手は長期契約を希望しているとのことです。

広島は4年17億を用意しているとも言われています。

それでも、契約年数に不満があるとすると5年以上の契約を希望しているのかもしれません。

税理士はお客様と顧問契約を結ぶことが多いです。

顧問契約にも契約期間があります。

税理士の契約期間も長い方が良いのでしょうか。

基本は1年契約

わたしは、基本的に1年契約をしています。

法人の顧問契約で1ヵ月というのはあまりにも短いですし、1年超となると長い気がします。

事業年度も1年の会社がほとんどですから、1年ごとに判断するのは契約期間としてちょうどいいと思っています。

1年ごとにお客様に判断して頂いて、お客様が継続を希望すれば、そのまま契約を延長します。

実際は、特に契約を延長しますかとは聞いていません。

契約を終わりにしたいと言わない場合は、延長すると考えているんだと判断しています。

適度な緊張感

契約期間が1年というのは、適度な緊張感があっていいと思っています。

契約期間を2年とか3年にして、解約の場合は半年前に言うとか、契約期間期間内の解約の場合、違約金を支払うというのは好きではありません。

契約を続けてもらうという緊張感が失われるような気がします。

冒頭にあげたプロ野球を見ても同じようなことが言えると思います。

プロ野球で3年以上の長期契約をしている選手は、成績が悪いことが多いように思います。

プロ野球の場合、3年以上の契約を結ぶような選手は高額年俸のことが多く、期待が高いので成績が振るわないように思うだけかもしれませんが。

税理士の場合でも、3年契約としたら1年契約よりは安心してしまうのではないかと思います。

1年1年が勝負と思えるように、契約期間は1年くらいがちょうどいいです。

単発専門はどうか

長期契約が好きでないなら、顧問契約を結ばなければいいのではと思うかもしれません。

確かに、顧問契約を結ばずに単発の仕事ばかりをするという選択肢もあるかもしれません。

しかし、税理士の場合、継続することは税理士とお客様にとって双方にメリットがあります。

お客様が毎年税理士を変えるのは、毎年税理士に同じ説明をしなくてはいけないですし、何年かおきに相性の悪い税理士を選んでしまう可能性もあります。

税理士にとっては、毎年初めての申告をすることになり、手間暇がかかります。

どうしても1年目の申告というのは時間がかかります。

また、長期的な視点でお客様と話すことが難しくなります。

税理士の仕事の特性を考えた場合、顧問契約を結ぶのは自然なことでしょう。

まとめ

広島の丸選手がFA宣言をして、長期契約を希望しているという記事を読んで、長期契約がそんなにいいのだろうかと思い、税理士に当てはめて書いてみました。

実際は、契約書に書いてある契約期間がどうというよりは、契約が続くのが当たり前と思ってしまうことの方が問題です。

しっかりとした仕事をしてお客様の信頼を得ないと、いつでも解約されるという緊張感を持って仕事をすることが大切です。

そういった気持ちで仕事をしていれば、契約書の契約期間は気にしなくてもいいのかもしれません。

しかし、自然と緊張感が失われることもありますので、やはり契約期間は1年くらいがちょうどいいのかなと思います。

【編集後記】

今日は電話で新規の問い合わせがありました。

最近はホームページの問い合わせフォームよりも電話での問い合わせが多いように思います。

もちろん、ホームページを見て電話をして頂いています。

 

アイキャッチ画像は、ふるさと納税で岩手県花巻市から届いたりんごです。

楽天でふるさと納税をすると、楽天ポイントがつくのでいいですね。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。