老後のためのお金を考える時は、自分だけでなく夫婦で考えた方が良いです。
わたしは、老後のためのお金を準備するのに、資産を運用した方がいいと考えています。
ここでいう資産運用とは、世界中の株式や債券、REITに分散された低コストのインデックスファンドを長期に渡って積み立てることをいいます。
さらに、この積み立てを、iDeCoやつみたてNISAといった税制上優遇されている制度を利用することで、より有利に運用することができます。
わたしがこのような積み立てを始めてから10年近くなります。
iDeCoは9年くらい続けていますし、つみたてNISAも制度が始まった2018年1月から続けています。
世の中には、このような低コストのインデックスファンドを使って資産形成を行う人が増えてきました(増えてきたと言っても、まだまだ一般的とは言えませんが)。
国も、税制上優遇する制度を作っています。
しかし、資産形成において夫婦の足並みを揃えることは簡単ではありません。
このブログでも何度か書いている有名なインデックス投資ブロガー水瀬さんは最近のブログ記事で、10年以上がたち、ようやく奥様がつみたてNISAを始めたと書いています。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-3597.html
上記の水瀬さんの記事に対して、インデックス投資アドバイザーのカン・チュンドさんも、ツイッターで「わたしも妻につみたて投資を初めてもらうのに10年かかりましたから!」と言っています。
そう考えると、わたしの妻がインデックス投資を始めたのは早い方だったのかもしれません。
わたしがインデックス投資を始めてからは10年くらいはたちますが、結婚してからは4年ほどで始めてくれましたから。
色々なインデックス投資ブロガーのブログを読んでいても、配偶者はインデックス投資をしていない人が多いように思います。
資産形成において夫婦の足並みをそろえるのは簡単ではないということがわかります。
ただし、一方はリスクを高めにとっている場合、配偶者はリスクを取らずに貯金をするということでバランスをとるという方法も考えられます。
離婚をしないということが前提になりますが、夫婦で資産を形成していくという考え方でいいのかなと思います。
自分の中で、リスク資産と無リスク資産に分けるところを、夫婦で考えて、例えば、夫がリスク資産を担当し、妻が無リスク資産を担当するということがあってもいいと思います。
もちろん、その逆でも問題ありません。
どういった方法をとるにしても、夫婦の話し合いは欠かせませんし、お互いの意見を尊重するということも欠かせません。
一方が投資について理解をしていないと株価が暴落したときに乗り越えられなくなる恐れがあります。
夫は暴落があった方が、安く買うことができてチャンスと思うかもしれませんが、妻は暴落で含み損が発生することに耐えられないかもしれません。
日頃から夫婦で、資産形成についての話し合いをしておけば、夫婦の会話も増えて、家庭円満にもつながるのではないでしょうか。
【編集後記】
ネット上で、ドライブレコーダーの事故の映像を見ていると、設置しておいた方がいいなと思います。
ただし、ドライブレコーダーの種類が多すぎて、どれを買ったらいいのか迷います。
アイキャッチ画像は、佐倉市にある麺処丹治さんの限定ラーメンで、海老ラーメンです。
レギュラーメニューにしてもいいと思える美味しいラーメンでした。