マイホームや車の話は、都心と田舎では全く条件が違う

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最近は家や車を所有しないという流れになってきているように思います。

しかし、都心と田舎では全く条件が異なるので、あくまでも、自分にとって所有と賃貸でどちらがいいのかを考えるようにしましょう。

都心では車は、レンタカーやカーシェアリングで用が足りるかもしれません。

しかし、田舎では基本的に移動するたびに車が必要です。

わたしの場合で言うと、車は毎日の通勤で使います。

また、お客様を訪問するのもほぼ車です。

また、それ以外の用事で外出する際も車での移動がほとんどです。

車を使用する日は年間で300日を超えると思います。

このような状況で車をレンタカーやカーシェアリングで賄うのが良いとは思いません。

さらに、田舎の場合、レンタカーやカーシェアリングを利用するとしても、都心とは違って気軽にという訳にはいきません。

わたしの家から一番近いカーシェアリングの場所まで歩いていくのも一苦労です。

対して、都心であれば、最近の流れ通りに、車を所有しないという選択肢は十分に検討に値すると思います。

ですから、都心か田舎かに触れずに、車は所有ではなくレンタカーやカーシェアリングで賄おうという議論は成り立たないと思います。

家については、車とはちょっと違います。

田舎でも賃貸住宅はあるので、田舎でも所有か賃貸かを検討はします。

しかし、田舎と都心では土地の値段が全く異なります。

都心で戸建て住宅を買おうと思ったら、相当な値段が必要になります。

マンションでも同様です。

都心では戸建住宅を買えないという人でも、田舎であれば買えるという人は多いでしょう。

マイホームか賃貸かを比較する際に言われることの一つが、マイホームと同じような条件の賃貸住宅と比較するということがあります。

田舎にも賃貸住宅はありますが、マイホームと同じような条件の賃貸物件がそうそうあるかというと、そんなことはありません。

そもそも、マイホームと同じような条件を満たす賃貸物件を簡単には探すことができないのです。

それから、田舎では実家の敷地に余りがある、あるいは親が別に土地を持っているということも珍しくありません。

土地があるのですから、他のところに賃貸住宅を借りるよりは、そこに家を建てた方が良いということになりやすいです。

一方、都心では、住宅の値段が上がっていて、そもそも買えないということも珍しくありません。

ですから、都心では賃貸の方がいいということになりやすいです。

都心か田舎かを考慮せずに、所有か賃貸を語ることに意味は感じられません。

まとめ

最近は家や車に限らず、所有しないことが良いことのように語られることがあります。

しかし、都心と田舎では条件が全く異なるので、都心の人がそのようなことを言っていても、田舎の人にとっては、全く当てはまらないということも珍しくありません。

わたしは、車と家を所有していますが、所有していて良かったと思っています。

所有のメリットの方が大きいと思っているからです。

それは、わたしの住んでいる場所や仕事の状況によります。

あくまでも、わたしの条件では所有の方が良いという話です。

何の話でもそうなのですが、世間一般で言われていることが正しいとは限りません。

自分自身に当てはめて考えるようにしましょう。

【編集後記】

昨日に引き続いアイキャッチ画像はオリーブです。

実はオリーブの苗木を2本買いました。

2本ともうまく育ってくれるでしょうか。


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。