お客様と同じことを経験しなくてはいけないのか

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「人を雇ったこともないのに、人を雇っている人の気持ちはわからない」

「事業主として税金を支払ったこともないのに、税金を支払っている人の気持ちはわからない」

「自分で経営をしていないのに、経営者の気持ちはわからない」

「借入をしたことがないのに、借入をしている人の気持ちはわからない」

税理士業をしていると、上記のようなことを聞くことがあります。

本当にそうでしょうか。

これらのことが本当なら、税理士はお客様が経験していることをすべて経験しないとお客様の気持ちがわからないということになります。

確かに、お客様の気持ちの全てをわかることはできないかもしれません。

しかし、お客様と同じ経験を全てするということは現実的に無理ですし、そんな必要はないと思っています。

お客様から話を聞いたり、自分で色々と勉強をすることで、お客様の気持ちを理解することもできると思います。

お客様も、自分が人を雇っているからといって人を雇っている税理士が良いと思うかというと、そんなこともないのではないかと思います。

もちろん、その点をポイントに税理士を選ぶ人も一定数はいるでしょう。

しかし、そこを重視する人はそれほど多くないのではないかと思います。

税金を払っているかとか、経営しているかとか、借入をしているかといったことも同様です。

自分で同じ経験をしていなくても、お客様の気持ちを理解しようとして力になることが税理士の本来の姿ではないでしょうか。

例えば、経営コンサルタントや中小企業診断士などの仕事でも同じようなことが言えると思います。

話は少しそれますが、わたしは業種特化をしていません。

ここでも同じような考え方をしています。

医業、飲食業、建設業、サービス業などの業種に特化をすれば、その業種に詳しくなるでしょう。

しかし、あえてそれをしていません。

一番の理由は自分が面白いと思わないからです。

仕事なのに、面白い面白くないで選ぶのかという意見もあるかもしれません。

20年以上も続ける仕事なので、自分が面白いと感じるかどうかは大切だと思っています。

面白いと思えるからこそ、一生懸命にもなれます。

面白いと思えるから、続けることができます。

仕事とは言え、面白くないと思ったら、続けるのが苦痛になってしまいます。

そんなことは望んでいません。

色々な業種のお客様をみることで、業種特化をしている人とは違った視点でみることができ、そのことがプラスに働くこともあるかもしれません。

このように考えているので、お客様と同じ経験をしなくてはいけないとは思わないですし、業種に特化をしてお客様の業種に詳しくならなければいけないとも思いません。

もちろん、話を聞いてなるべくわかろうという気持ちでやっています。

そちらの方が、自分が面白く、好きに、やりがいを感じることができ、そのことがいい仕事に繋がると考えています。

【編集後記】

今朝は霧が発生していました。

電車にも遅れが出ていたようです。

ちなみに、赤信号で停止中に写真を撮って、青信号になる前にはスマホの操作を終えています。


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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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