最近は、働き方改革という言葉をよく聞くようになりました。
働く場所もオフィスではなく、自宅で働きたいという人も増えてきているかもしれません。
わたしの場合は、現時点では在宅で働いてもらうということは考えていません。
事務所に来て働いてもらうことにメリットがあると思っているからです。
※在宅で働いてもらうことは、税理士法上の問題が発生する可能性がありますが、今回の記事では税理士法との関係については触れないこととします。
顔を合わせることができる
事務所に来て働いてもらう一番のメリットは顔を合わせることができることです。
顔を合わせることによって、意思の疎通が図りやすくなりますし、従業員の体調なども把握できるようになります。
また、仕事の進捗管理もしやすいですし、従業員の能力も把握しやすくなります。
何ができて何ができないのかがわかります。
在宅では未経験者の採用は難しいと思いますが、事務所に来て働いてもらう場合は、未経験者でも問題なく採用できます。
わたしは前の事務所の癖がついている中途半端な経験者よりは、むしろ未経験者の方が良いと思っています。
従業員が、どのくらいの時間をかけて一つの仕事をしているのかもわかります。
顔を合わせることによってわかることがたくさんあるのです。
もちろん、顔を合わせなくてもはわかることはあると思いますが、顔を合わせた方がわかることは多いでしょう。
事務所に居れば、様子を見てリアルタイムで指示を出すことができます。
従業員の方も、こちらの顔を見て、リアルタイムで質問できるので効率もいいでしょう。
阿吽の呼吸という言葉がありますが、これも顔を合わせてこその部分があると思います。
事務所に来て働いてもらうために気をつけていること
事務所に来て働いてもらううえで気をつけていることがあります。
まず、事務所を働きやすい場所にする必要があります。
事務所を借りる際に、照明をLEDに変更し、さらに照明の数も増やしました。
これにより、事務所内が明るくなり、働きやすい環境になりました。
エアコンも取り付けました。
これらは当たり前のことかもしれませんが、古い事務所などでは当たり前のことが当たり前でないことがありますので、重要な部分です。
もうちょっと改善したい部分もあるのですが、予算との兼ね合いもあるので、今後も徐々に改善していくつもりです。
また、パソコンのスペックやモニターの大きさなども働きやすいように考えています。
現在は従業員にノートパソコンと24インチのモニターを使ってもらっています。
ノートパソコンはもともとわたしが使っていたものですから、税理士事務所で仕事をするうえでは十分なスペックがあると思います。
また、モニターも24インチですから、まずまずの大きさと言っていいと思います。
他に大切なこととして、近くの人を採用しています。
募集の際に、ホームページには通勤時間が30分以内の人と書きましたし、ブログには、出来れば15分以内の方が望ましいとまで書きました。
これも、通勤時間が短い方が働きやすいと思っているからです。
在宅なら通勤時間を気にする必要はありませんが、事務所に来てもらう場合は、通勤時間を考えないわけにはいきません。
通勤時間が1時間半と15分とでは、働きやすさにはかなり大きな差があると思っています。
実際に採用した人は、現在自転車で通勤していますが、おそらく通勤時間は10分もかからないと思います。
ちなみに、わたしの通勤時間も10分もかかりません。
通勤時間が短いことは、働きやすさの大きな要素だと思います。
まとめ
世の中の流れ的に、今後は在宅で働くことが珍しくなくなる可能性があります。
しかし、わたしの事務所では、当面は事務所に来て働いてもらうつもりです。
その方がいい面が多いと思っているからです。
そのために、事務所で働くための環境づくりを積極的にすすめていきます。
それでも、いつの日かは部分的に在宅で働いてもらう可能性もあるのではないかとは思っています。
【編集後記】
昨日今日と湿度が高いですね。
娘がまだ4ヶ月なので、エアコンを上手く使って家の中の温度や湿度を管理しないといけないです。
結構汗もかくし、抱くと身体が熱かったりするときがあります。
これからもっと暑くなりますから、注意していきます。