10年くらい前までは、「インターネットからは良いお客様は来ないよ」とよく言われていたと思います。
今でも、そう思っている人はいるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
「インターネットからは良いお客様は来ない」というのは嘘です。
むしろ、インターネットからの方が良いお客様が来る
わたしの場合の話をしますが、むしろインターネットからの方が良いお客様が来ると思っています。
ただし、良いお客様の定義は人によって違います。
税理士事務所にとって良いお客様とは、一般的には、売上や利益がたくさんあって、顧問料が高いお客様のことを言うかもしれません。
わたしの場合はちょっと違っていて、わたしが発信する情報によって来ていただけるお客様が良いお客様だと思っています。
わたしが望まないお客様は、ホームページやブログを見て、ここには頼まないと思うことでしょう。
ですから、ホームページやブログを見て問い合わせをして頂くお客様は、結果として、わたしが望むお客様である可能性が高くなります。
通常インターネットで税理士を探している人は、いくつかの税理士事務所のホームページやブログを比較してから問い合わせをしていると思います。
比較をする際に、ここは自分には合わなそうだなと思えば、問い合わせをしてこないでしょう。
また、わたしの場合は、ホームページに価格表を載せていますので、大まかな価格も事前に知ることができます。
価格表を見て高いと思えば、やはり問い合わせはしないと思います。
もし、価格表に顧問料は「月額5,000円~」みたいな書き方をしていれば、望まない問い合わせが増えてしまう可能性があります。
ホームページやブログで情報を発信して、価格表も載せていることによって、自分にとって良いお客様に来ていただけると思っています。
なぜ、インターネットからは良いお客様は来ないと思われるのか
では、なぜインターネットからは良いお客様は来ないと思われているのでしょうか。
情報発信が足りていない
一番の理由は情報発信が足りていないからだと思います。
ホームページやブログで、税理士事務所の特徴や税理士の人柄がわからなければ、お客様は判断の仕様がありません。
価格についても、最低料金を載せて「○○円~」というような表示にしていると、安い料金を望むお客様が問い合わせをしてくることになるでしょう。
価格を聞くための問い合わせも増えてしまいます。
情報の内容がふさわしくない
ホームページやブログで、とにかくお客様を獲得したいという情報を発信すれば、色々なお客様が問い合わせをしてきます。
当然、中には自分が望まないお客様が問い合わせをしてくることも多いでしょう。
適切な情報発信をしていれば、インターネットだからといって、良いお客様が来ないということはないはずです。
何のつてもないから、インターネットで税理士を探していると思っている
古い考えをしている人の中には、もしかしたら、税理士は人に紹介してもらうものと考えている人もいるかもしれません。
そういう人にとっては、インターネットで税理士を探すような人は、良い税理士を紹介しれくれる人がいないからだと考えているかもしれません。
良い税理士を紹介してくれる人がいないような人だと、良いお客様でない可能性が高いと思うのかもしれません。
決してそんなことはないと思います。
10年以上前であれば、インターネットで情報を発信している税理士事務所は今ほど多くなかったかもしれません。
しかし、今ではインターネットで情報を発信している税理士事務所はたくさんあります。
インターネットで自分に合う税理士を探せる時代だと思います。
今後もこの流れは続くでしょう。
まとめ
今更ですが、インターネットから来るお客様は良いお客様が多いと思ったので記事にしてみました。
人によって良いお客様の定義が異なりますし、情報発信次第という側面がありますので、この傾向があるのは少数派かもしれません。
しかし、わたしの場合は、そういった傾向がありますし、今後もその傾向は続くのではないかと思っています。
単純に、顧問料の高いお客様=良いお客様と考える人にとっては当てはまらない考え方かもしれません。
わたしの場合は、ホームページやブログでの営業がメインになりますので、今後もこの傾向が一層強くなるように、情報発信を続けていきます。
【編集後記】
世の中ひどい事件が多すぎます。
どうしたら、このようなひどい事件が起こらない世の中になるのでしょうか。
アイキャッチ画像は、千葉市緑区あすみが丘にある「中華そば 匠」さんのラーメンです。
ラーメンに煮卵半個をつけて550円(もともと半個の煮卵がついている)という、とてもコスパに優れたラーメンです。
ラーメンのみなら500円です。