外的環境がわるいものは仕方ない、それでも先のことを考える

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普段は、事業や商売がうまくいかないことを外的環境のせいにすることは好きではありません。

・景気が悪いから
・若い人がお金を使わなくなったから
・人口が減少しているから、日本の経済はもう成長しない
・大型店が進出してきたから

上記のような外的要因により、自分の商売が厳しくなることはあるでしょう。

しかし、そういった状況はある程度予測できますし、対策を考えて対応をすることも可能です。

例えば、景気が悪くて人が出歩かなくなるのであれば、インターネットを利用した通信販売を始めることにより売上や利益を増やすことができるかもしれません。

若い人がお金を使わなくなったのであれば、年配の人向けに商売をすることを考えれば、売上が増えるかもしれません。

また、子供のためにはお金を使うということであれば、子供向けの商売を始めれば、儲かるかもしれません。

日本の人口が減少しているのであれば、世界に向けた商売をすれば、儲かるかもしれません。

世界規模で見れば、今でも人口は増えています。

大型店が進出してきたとしても、大型店の手が届かないところで勝負する、あるいは、大型店が手を出さないもので勝負をすれば儲かるかもしれません。

自分が生きる道は色々とあるのではないかと思っています。

自分の商売がうまくいかないことを外的要因のせいにする前に、やれることはやるべきだと思います。

しかし、そうはいっても外的要因の影響をまともに受けてしまうことがあります。

例えば、今回のコロナウィルスなどが該当します。

数ヶ月前まで、コロナウィルスがこんなにも外的環境を悪化させるとは誰も想像できなかったでしょう。

であるならば、外的環境を受け入れた上で、対策を考える必要があります。

今回のコロナショックで、どういった影響を受けるのか。

影響が大きいのであれば、資金繰りは大丈夫か。

資金繰りが大丈夫なのであれば、当面は商売を続けることができます。

人を雇っているのであれば、休んでもらうのか、それとも可能な方法で働いてもらうのか。

自分が在宅で働く、あるいは従業員にも在宅で働いてもらうのか。

売上が大きく減少しているのであれば、他の売上をあげる方法はないのか。

考えられることは考えた方がいいでしょう。

とにかく事業が生き残れば、ふたたび売上や利益が元に戻る可能性はあります。

しかし、資金がショートしてしまえば、事業の継続が不可能になってしまいます。

今回のように、予想が難しく、しかもとても大きな外的環境のマイナスの変化は滅多にあることではありません。

しかし、こうして起こってしまうのも事実です。

起こってしまったことは仕方ありません。

自分が事業を続けていくつもりであるならば、まずは生き残る方法を考えましょう。

今回の場合は、まずは資金をショートさせないことです。

資金繰りに目処がついたら、次に売上や利益を確保することを考えましょう。

今回のコロナウィルスは大変な問題です。

大変な問題ではありますが、事業を続けることができるようにあらゆる工夫をしていきましょう。

【編集後記】

子供の頃からテレビで見ていた志村けんさんがお亡くなりになりました。

パートさんは、今週、来週とお休みすることになりました。

わたしは電車に乗らないし、人込みにもあまり行くことはありません。

ですから、今までは何となく大丈夫かなと思っていたのですが、普通に営業していていいのかなと思うようになりました。

事務所で自分1人で作業する分には問題ないのですが、お客様と会うことをしばらくの間見合わせた方がいいのかもしれないです。

アイキャッチ画像は、日曜日に自宅のベランダから撮った写真です。

満開の桜の中、雪が降っていました。

家の前の土地が売れて家が建つと、ベランダから桜が見れなくなります。

ベランダから桜が見えたことが娘の記憶に残ると良いのですが、1歳1ヵ月ではさすがに無理ですね。


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。