一定金額以上の買い物をする場合や、サービスを受ける場合は「今だけ」という言葉には注意しましょう。決して「今だけ」ではない場合も多いです。
すぐには買わないようにする
何かを買おうとしているときや、何かのサービスを受けようとしているときに、広告やネットのホームページで価格を調べることも多いでしょう。その時に、「今だけ」という言葉をよく見かけます。
わたしはだいたい1万円以上の買い物をする場合は、即決しないで少し時間をかけて値段を追いかけるようにしています。商品やサービスの価格は思っている以上に動くものです。昨日と今日で値段が5%くらい動くこともよくあるのです。そういった値段の動きを見ていると、その「今だけ」が本当にお買い得なのかある程度はわかるようになります。
ネットでものを買う時もお店によって特徴があります。例えば毎週木曜日の夜にタイムセールをするとか、月末に半額セールをするとか。自分がよく利用するお店の場合は、そういう特徴を覚えておくのもいいでしょう。
瞬間的に欲しいと思っても、時間をおいて購入を考えたら、たいして欲しくないなと購入を見送ることも出てきます。無駄遣いが減る効果もあるのです。
他のお店や口コミも検討する
人それぞれに好きなお店、嫌いなお店があると思います。このお店が好きだからこのお店で買いたいと思う人も多いでしょう。お店にこだわりがなければ、ほかのお店の価格も見てみましょう。このお店はこの商品が安いとか、あの商品は別のお店のほうが安いというような特徴も知ることができます。
価格コムで調べるのもいいでしょう。価格コムの最安のお店は知らないお店も多いですから、知っているお店で一番安い価格を参考にするのもいいと思います。
ネットの口コミの場合は、どこの誰が書いているものなのかを考えてみましょう。どこの誰が書いているか全く見当がつかないものはあまり参考にしないほうがいいです。正しいことを書いているかもしれませんが、その保証は全くありません。
ひどい場合は、ただの宣伝かもしれませんし、競合相手の批判かもしれません。
無料のサービスにも注意
無料のサービスを行っている場合も多く見かけます。そのサービスを無料で提供している理由を考えましょう。一般的には、その無料のサービスをきっかけに高い商品を買ってもらおう、高いサービスを受けてもらおうという意図があるのが普通です。
ただより高いものはないという言葉もあります。
いい商品やいいサービスはそれなりの価格がするのは当然です。
安くていいものはあまりないけど、高くてわるいものはいくらでもあるのが現実です。高くてわるいものをつかまないようにするためには、複数のお店をチェックすること、複数の口コミをある程度参考にすることが有効です。
「今だけ」という言葉に惑わされないように、複数の情報を確認するようにしましょう。
【編集後記】
昨日は記念日でしたので、船橋の「La Bonta」というイタリアンレストランで食事をしました。アイキャッチ画像はそのときのものです。こちらのお店は雰囲気がよく料理もおいしくておすすめです。ホームページを見ると、畑で野菜も作っているようです。わたしは家庭菜園をしているので、親しみを覚えます。畑がどこにあるのか聞いてみればよかった。