世の中は変化し続けている
人は年齢を重ねると変化を嫌がるようになります。今の状態が満足できるものであればあるほど変わりたがらなくなるでしょう。いや、今がとても満足の出来る状態ではなくても変化を嫌う人も多いものです。
しかし、自分は変わらなくても世の中は変化し続けています。今上手くいっていても、あるいは不自由がなくても、新しい技術が開発されれば、法律が変われば、お客様が変われば、それが上手くいかなくなることはおおいにあります。
例えば、わたしが会計事務所の業界に入ったときには、電子申告など始まっていませんでした。紙の申告書で提出をすることが当たり前だったのです。当時は紙の申告書で提出するために効率のいい方法を選んでいたはずです。今では、たいていの税理士事務所は電子申告を行います。紙で提出していたときに効率の良かった方法は、今ではほとんど必要ないものになってしまったのです。
変わりたがらない理由は年齢のせいではない
一般的に年を取ればとるほど変化をしたがらないといえると思いますが、年をとっても変化(進化)を続ける人もいれば、若くても変わりたがらない人もいます。
わたし自身もそう若いとはいえない年齢になってきましたが、新しいものを積極的に取り入れる姿勢は忘れないようにしています。今もエクセルのマクロや、ホームページの作成などの勉強を始めようとしているところです。もっと早くやっておけという声が聞こえてきそうですが。
ひとり社長の場合は、ひとりである程度オールマイティに仕事をこなさなければいけません。パソコンやホームページに強くなっておくにこしたことはないでしょう。
今更エクセルやホームページの勉強なんてと思っていては先に進まないのです。時代に取り残されてしまいます。新しいことの習得に10年も20年も時間がかかるのであれば話は別ですが、数か月から1年程度で出来るようならばやらない理由はありません。
最初から何も変わらないと決めつけているだけでは
変わりたがらない人は諦めてしまっているのかもしれません。どうせ給料上がらないし、どうせ残業減らないし、どうせ評価はかわらないし。
諦めていては何も変わりません。何も変わらないと不満をいうのではなく、自分が変わることから始めましょう。自分が変われば周りも変わる可能性があります。それでも変わらないのなら環境を変えてみることも必要かもしれません。
出来ないと思っているだけで、やってみたら意外と簡単に出来てしまうこともたくさんあると思います。
とにかくやってみることから始めましょう。