売掛金の管理はしっかりと

スポンサーリンク


IMG_1105

売り上げは入金されて初めて会社の資産になる

昨日の記事で売り上げが大事と書きました。実際、事業を始めた方には、まずは売ってくださいということをお伝えしています。特に、今まで会社で与えられた仕事をしていた人にとっては、一から自分で売るということをやったことがない人が多いのも事実です。ゼロから売るということが、どれほど難しいかは独立して初めてわかることです。

では売り上げがあがればいいのでしょうか。掛け売り上げの場合、会計上は売り上げ計上時に売掛金という資産が計上されます。売り上げという収益が計上され、売掛金という資産が計上されるのです。

でも実際は、売掛金の状態では自由に使うこともできませんし、必ず回収できるとも限らないのです。売り上げは入金されて初めて自分のお金になるということを忘れないようにしましょう。

売掛金の管理はどうするか

取引先がひとけたの場合は、売掛金の管理が問題になることはあまりないでしょう。しかし、取引先が10を超えるようになると、何らかの方法で売掛金の管理をする必要があると思います。入金されても、金額が違うかもしれません。少ない場合は再請求しなければいけないですし、多ければ返金しなくてはいけません。

請求書には前月の繰越額が記入されるタイプのものもあります。この場合に残高が違っていては信用問題にもなりかねません。

売掛金の管理方法のひとつとして会計ソフトの補助科目を利用して管理する方法があります。売掛金に得意先ごとに補助科目を作成して、入金を日々入力していれば、売掛金の残高が管理できます。得意先が30社くらいまでであれば、この方法が楽かもしれません。

30社を超えてくるようだと、エクセルを使うか、あるいは販売管理ソフトを使用する方法がいいかもしれません。いずれにせよ、回収漏れがないようにしっかり管理しましょう。

支払いは遅めに、回収は早めに

売掛金の回収はなるべく早めに行うようにしましょう。末締めの翌月末入金では、入金まで最大60日にもなることがあります。さらに、そこで120日の手形をもらうと、入金された頃には何の売り上げだったか忘れてしまいそうです。

入金サイトを交渉できるなら、交渉してみましょう。末締めの翌月20日入金にしてもらえれば、回収サイトが10日違うだけでも、早く感じると思います。また、手形での回収もできればないほうがいいです。銀行で割り引くにも手数料が発生してしまいます。

回収のサイトが、支払いのサイトよりも早ければ、資金繰りは楽になりますので、入金サイトだけではなく、支払いサイトも交渉できるものがあれば交渉してみましょう。ただし、支払いサイトについては、わざと早めることにより、支払いが早いということを売りにできることもあります。

どこの会社も資金繰りには苦労しているのが通常ですから、支払いが早いことを理由に取引ができたり、価格交渉などが出来る場合もあるでしょう。

入金、支払いのサイトを上手にコントロールして、資金繰りに頭を悩ますことがないようにしていきましょう。

千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

スポンサーリンク

関連記事