今日はわたしが所属している税理士会の定期総会がありました。
資料の中に、支部の税理士の年齢構成が載っていましたので記事にしてみます。
30代以下は極端に少ない
資料によると、わたしが所属している支部の税理士の年齢構成は以下のようになっています。
80歳以上 25人
75~79歳 24人
70~74歳 30人
65~69歳 43人
60~64歳 26人
55~59歳 13人
50~54歳 9人
45~49歳 32人
40~44歳 11人
35~39歳 11人
30~34歳 4人
29歳以下 1人
平均年齢 62.57歳
まずは平均年齢が約63歳となっています。
税理士業界にいるわたしは、そんなものかなと思いますが、一般の人からすると、「平均年齢高いなぁ」と驚くのではないでしょうか。
そして、29歳以下が1人しかいません。
少し前は29歳以下が0人のときもあったと思います。
普通の業界で20代がいなければ、その業界に未来はないと言えるかもしれません。
ただし、東京などの大都市には若い税理士もそれなりにいると思うので、一概に未来がないとも言えません。
30代でも、たったの15人しかいません。
全部で229人ですから、39歳以下の占める割合はたったの約7%です。
この数字を見ても、若さが強力な武器になることは間違いないでしょう。
20代や30代前半で税理士を目指している人は、若いうちに合格してしまうことをおすすめします。
50代が少ない
平均年齢が高く、若い人が少ないことは当然のように知っていたのですが、今日新たに気づいたことがあります。
それは、50代の税理士が少ないということです。
40代が43人に対して、50代は22人です。
このことは今まで気づきませんでした。
そこで、なぜ50代が少ないのか考えてみました。
わたしの勝手な仮説ですが、50代の方はまだバブル期に就職活動を行っていた世代で、就職にあまり困っていなかったかもしれません。
そして、民間の会社の方が魅力的だったのかもしれません。
対して40代の人は、就職する前にバブルがはじけており、資格を取って安定した仕事に就きたいと思う人が多かったのかもしれません。
50代が少なく40代が多い理由は、わたしにはこのことくらいしか思いつきませんでしたが、意外に当たっているかもしれないですね。
わたしは46歳なので、50代の税理士が少ないというのは悪いことではありません。
上の年齢が詰まっているよりはいいことでしょう。
若い人が少ないことも悪いことではありません。
もちろん、業界全体にとっては、若い人が少ないというのはいいことではないと思います。
他の支部のことはわからないのですが、わたしが所属する支部だけ特別な年齢構成ということも考えにくいので、地方の支部であれば、同じような傾向なのではないでしょうか。
今まで以上に変化をしていく
わたしがこの業界に入ってからも、変化はしてきました。
電子申告、クラウド会計ソフト、マイナンバーの導入など色々な変化がありました。
しかし、今後は今まで以上に変化のスピードが速くなると思っています。
変化に合わせて自分も変わっていかなければついていけなくなります。
年齢に関係なく変わっていくことは必要です。
少なくとも、50代くらいまでは変化についていかなければいけないと思っています。
その先は、自分がどうなりたいかによって変わってくるかもしれません。
まとめ
税理士の年齢構成について気づきがあったので、記事にしてみました。
税理士以外の人には興味のない記事だと思いますが、税理士を探す際に、年齢も判断の要素の一つになり得ます。
税理士の年齢構成はこんな感じなんだと知っておいても損はないでしょう。
若い税理士が少ないということは、若い人にとって、税理士は魅力がないと思われているということです。
確かに、魅力がいっぱいで将来性が豊かとは言えないかもしれません。
しかし、一税理士として、ブログを通じて税理士の魅力を少しでも伝えていければいいなと思います。
【編集後記】
昨日は、千葉ロッテの有吉投手が先発投手としてプロ入り初勝利をあげました。
今日は、有吉投手のニュースをネットで結構見たので、有吉投手も全国的に知名度が上がったのではないでしょうか。
有吉投手のことは、ドラフトでロッテに指名された時から注目していたので嬉しいです。
チームにとっても、先発投手の層が厚くなるということで影響大ですね。