22日の西武戦で、千葉ロッテマリーンズの福浦選手がついに2000本安打を達成しました。
パチパチパチ!!
2000本安打まで38本として迎えた今シーズンですが、昨年までの5年間の安打数は以下の通りでした。
2013年 32本
2014年 26本
2015年 47本
2016年 20本
2017年 30本
福浦選手には何とか2000本安打を達成して欲しいと思いながらも、正直今シーズンでの達成は難しいかなと思っていました。
昨年はチーム状態がボロボロの中、伊東監督が色々な選手を使いました。
チームの結果が出ていなく早いうちから優勝の可能性がなくなり、若手を多く使うのは当然と言えば当然です。
そして迎えた今シーズンは監督が井口監督に代わり、福浦選手の出番も増えました。
福浦選手も、井口監督の起用に応えてシーズン開始当初はヒットを順調に積み重ねました。
しかし、調子を落としたり、ケガなどもあり、ヒットが出なくなりました。
やっぱり、今シーズンでの達成は難しいかと思い始めたころに、福浦選手はまたヒットを打ち始めました。
9月9日には、3年振りのホームランを打ちました。
この時点で2000本安打まで残り4本でしたから、今シーズンでの達成はほぼ見えたという状況でした。
10日から14日は試合がなく、いい休養ができ、そして15日からは福浦選手のためにあるかのような、ホーム8連戦が始まりました。
この8連戦でヒットを4本打てば、ホームマリンスタジアムでの2000本安打達成となります。
ファンはみんなホームでの2000本安打達成を願っていました。
しかし、簡単にはヒットは出ずに、残り1本という状態で8連戦の8試合目を迎えることになりました(雨で1試合中止になっているので、実際は8連戦にはなりませんでしたが)。
2000本安打達成を生で観たいと思い、当日はマリンスタジアムに行くことにしました。
当日券を買えるだろうと思って球場に行ってみると、当日券完売の知らせが出ていて、がっかりしました。
福浦選手の人気を改めて実感しました。
その時点で試合開始まで2時間近くあったので、急遽家に戻り、楽天TVでの観戦となりました。
そして福浦選手は8連戦の最後の打席で見事にツーベースヒットを放ち、満員のファンの前で2000本安打を達成しました。
スタジアムでは観られませんでしたが、嬉しい出来事でした。
福浦選手のセカンドベース上でのガッツポーズを見ると、本人も相当嬉しかったんだと思います。
千葉ロッテファンにとって、最高の瞬間でした。
千葉に生まれ、千葉で育ち、千葉を愛し、千葉に愛された男の2000本安打達成という素晴らしい出来事でした。
【編集後記】
福浦選手が2000本安打を達成して、チームでは世代交代が進みそうです。
岡田選手と大隣選手が今シーズン限りでの引退を発表しました。
岡田選手は、2016年シーズン途中から57打席連続無安打という状態でした。野手の連続打席無安打記録は58打席みたいなので、これに並んで引退になるかもしれないですね。
ちなみに、プロ入り初打席からの連続打席無本塁打の記録も持っています。プロ通算2496打席で本塁打0本です。岡田選手らしい記録ですね。
これだけ書くと、知らない人は何で試合に出れたの?と思うことでしょう。
岡田選手の守備は素晴らしく記憶に残るファインプレーも数知れずあります。
また、2011年には、シーズン154安打も打っています。
そして、来シーズン以降の期待が高まるのは安田選手、平沢選手です。
平沢選手は今シーズンはいい経験を積んでいると思います。23日、24日と2試合連続ホームランも打っています。
安田選手も昨日は2本の2塁打で4打点の活躍でした。
この2人は来シーズンがとても楽しみです。