わたしが個人型確定拠出年金で以前利用していた琉球銀行が「りゅうぎんiDeCo」プランを終了するそうです。
iDeCoという愛称で呼ばれるようになってから個人型確定拠出年金を始めた人にとっては、琉球銀行と言ってもピンと来ないかもしれません。
しかし、わたしが個人型確定拠出年金を始めたころは、今ほど個人型確定拠出年金をやる環境が良くなく、そんな状況で頑張っていたのが、琉球銀行でした。
当時としては手数料の安い投資信託を扱っていたのです。
ですから、手数料にこだわって個人型確定拠出年金をやる人にとっては、人気の運営管理機関でした。
わたしは、その後勤務先が企業型確定拠出年金を導入したことにより、企業型に移行し、独立時に再び個人型に移行しました。
個人型に移行する際は、運営管理機関を楽天銀行にしました。
既に、琉球銀行の個人型確定拠出年金は他の運営管理機関に比べて手数料が安い訳ではなく、選ぶ理由がありませんでした。
琉球銀行は個人型確定拠出年金の取扱を完全にやめるわけではなく、10月1日から「野村のiDeCo」の取扱を開始したようです。
今まで、「りゅうぎんiDeCo」を利用していた人でも、「野村のiDeCo」を利用することはできますが、運営管理機関の移換となるため、一度現金化されるみたいです。
個人型確定拠出年金の運営管理機関の移換は、デメリットが多いです。
わたしも企業型から個人型へ移換するさいに痛い目にあいました。
当時そのことに関する記事も書いています。
iDeCoはいい制度なんですけど、お役所仕事的なところはあって、手続きなどに時間がかかりすぎる面があります。
普段は気にならなくても、何かあったときに時間がかかったり、手間がかかったりします。
一番の問題は運用の空白期間です。
わたしの場合は、運用の空白期間中にトランプさんがアメリカの大統領選挙に勝利しました。
事前の予想では、トランプさんが大統領になったら、株価は下がると言われていました。
運用の空白期間中に株価が下がれば得をするので、ラッキーと思っていたのですが、結果はその逆で、トランプさんが選挙に勝ったことで株価が上がったのです。
結局運用の空白期間中に結構な機会損失が発生してしまいました。
最近も株価が不安定なので、運用の空白期間中に株価が大きく動く可能性もあるのではないかと思っています。
こういうことがあると、やはりサービスの継続性は大切だなと思います。
今で言えば、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行などがiDeCoの運営管理機関としておすすめです。
しかし、サービスの継続性という観点から見ると、マネックス証券、松井証券、イオン銀行よりも、SBI証券や楽天銀行の方が優れているかなと思います。
なぜならば、この2つの証券会社は、今までもライバル関係にあり、サービスの良さを競ってきましたし、今後も競っていくのではないかと思っているからです。
この2社に比べると、マネックス証券や松井証券はやや分が悪いのではないかと思います。
イオン銀行はよくわかりませんが、本体のイオンが今後厳しくなる可能性は否定できないと思います。
もちろん、楽天もアマゾンに負けて厳しくなるかもしれません。
iDeCoの場合、20年30年と続けるものです。
先のことは誰にもわかりませんが、なるべくならサービスの継続性が高いと思われる企業を選びたいものです。
税理士も一度選ばれたら、20年30年と続く場合があります。
わたしもサービスを提供する側として、継続性にはこだわりたいと考えています。
ですから、その場限りの営業はしないし、言っていることや方針には一貫性があるように注意しています。
長ければいい訳ではありませんが、70歳までと考えるとまだ20年以上ありますので、継続的に良いサービスを提供できるように頑張っていきます。
【編集後記】
ついに、広島の丸選手がFA宣言をしました。
大方の予想では、広島残留か巨人と言われていますが、一応千葉ロッテも参戦するんですよね。
丸選手の地元球団として、今こそ丸選手の獲得に、最大限の力とお金を入れる時ではないでしょうか。
ネットのコメントなどを見ていると、巨人には行ってもらいたくないという声が多いみたいです。
丸選手がどんな決断をするか、楽しみに待ちましょう!