このブログでは、昨年まで月1くらいのペースで千葉ロッテに関する記事を書いていました。
今年はコロナのことがあったり、ブログの更新頻度が下がったりで、千葉ロッテに関する記事は1つしか書いていませんでした。
その1つが下の記事です。
今年のプロ野球の開幕の日に書いた記事です。
ここで、今年は和田選手に注目と書いていました。
和田選手については、ドラフトのときから注目をしていて、ついに支配下登録されたので書いた記事でした。
その和田選手が、期待を上回る活躍を見せています。
ということで、和田選手についての記事を書きたくなりました。
シーズン当初は主に代走と終盤の守備固めでの出場でした。
代走で出てきて簡単に盗塁を決めてしまう姿を見て、凄いなと思いました。
和田選手と言えば、ドラフトのときは、フルスイングをするバッティングフォームが柳田選手に似ていることから、ワギータと呼ばれていました。
わたしも、そのバッティングに注目していたのですが、ここまで足が速かったのですね。
凄いです。
そして、14日には、守備で2つのスライディングキャッチも見せてくれました。
徐々に存在感を増していくのを感じていました。
荻野選手の故障と福田選手の不調が重なって、16日にはついにスタメンの座をつかみ取りました。
しかも、1番センターでのスタメンです。
試合前にスタメンを見たときは、びっくりしました。
楽しみにして試合を見ると、いきなり1回の第1打席で初球をセンター前ヒットにしました。
もう大興奮です。
興奮したまま試合を見ていると、次のバッターの初球にいきなり盗塁をしました。
イヤー凄いなという言葉しか出ませんでした。
この時点で、千葉ロッテファンの喜びは凄いものだったと思います。
コロナ下でなければ、スタンドは大歓声だったはずです。
そして、第2打席も第3打席もヒットを打ちました。
ヒットを打っただけでなく盗塁も決めました。
3つ目の盗塁は、相手のタッチが甘かったかもしれませんが、それでも凄いです。
千葉ロッテファンの多くの人は、10年前の荻野選手の姿を重ね合わせていたのではないかと思います。
荻野選手が現れたときの衝撃を、10年後に和田選手が再現してくれています。
昨日も、エンドランとは言え、シングルヒットで1塁からホームまで帰ってくるという神走塁を見せてくれました。
そして、ディレードスチールと合わせて2盗塁もしました。
これで、今シーズン14盗塁となり、現時点で盗塁ランキングのトップに立っています。
ドラフトの時から注目していて、開幕の日に、今シーズンの期待の選手と書いていたわたしでさえも、ここまでの活躍を、しかもこんなに早い段階で見られるとは思ってもいませんでした。
今シーズンの千葉ロッテは、学年で言うと和田選手よりも1つ下の安田選手が活躍を見せてくれています。
千葉ロッテファンは、今年、この若い2人の選手の活躍を見るだけで幸せな気分になれます。
久しぶりにワクワクしながら毎試合楽しみに野球を見れているのではないでしょうか。
そして、千葉ロッテには、安田選手の1つ下には藤原選手もいます。
藤原選手の同期の山口選手も期待している選手です。
そして、そのもう1つ下には佐々木朗希選手がいます。
若くて有望な選手が多くいるというのは、本当に楽しみですね。
佐々木選手はいつまでたっても実戦で投げないのは、ちょっとというかかなり心配ですが。
どこか痛めてなければいいのですが。
ただ、和田選手についても、千葉ロッテファンはには1つ気がかりなことがあります。
それは和田選手が怪我をしないかということです。
先ほど書いた10年前に衝撃を受けた荻野選手は、その後怪我に苦しみました。
今も怪我をしています。
その荻野選手の怪我で、和田選手にチャンスが回ってくるというのは何かの巡りあわせのような気もします。
和田選手のスライディングはとても速いように見えます。
しかし、それだけに怪我が心配です。
わたしは素人ですから、今のままのスライディングでいいのか、それとも、怪我のリスクのないスライディングに変えた方がいいのかなんてことはわかりません。
ただただ、怪我をしないように祈るだけです。
怪我さえなければ、和田選手は、この先もっといい選手になれると思います。
これで荻野選手が戻ってくれば、チームの得点力はさらに上がりますので、今シーズンは優勝争いが出来るかもしれません。
今年はそこまで行かなくても、来年以降も期待をさせてくれる試合をしてくれるのではないでしょうか。
和田選手は、まだまだ全国区の選手ではないかもしれませんが、今シーズンが終わる頃には、全国区の選手になっていることを期待します。
頑張れ、和田康士朗!
【編集後記】
暑い日が続いていて、体調の維持が難しいです。
コロナがあったり、梅雨が長かったり、今年はペースをつかみづらいです。
そんな中でも、時間は淡々と過ぎていきますから、やることをやっていこうと思います。
アイキャッチ画像は、昨年の秋季キャンプの時の和田選手です。
よく見ないと和田選手だとわかりません。
残念ながら、和田選手の写真がこれしかありません。