6月頃から、NHKで「趣味どきっ! カレーの世界」という番組が全8回で放送されていました。
カレー研究家の水野仁輔さんが、カレーについて色々と紹介をする番組でした。
わたしは、水野さんのことは知らなかったのですが、テレビを見ていて面白い人だなと思いました。
番組で着ている服の胸には、いつも「CURRY」のロゴが入っていました。
あのロゴは、自分でデザインして色々な服に張り付けてるのかな?
それとも、自分でプロデュースして売っているのかな?とか、違うところが気になったりして(笑)
この番組を見て、自分でもカレーを作ってみようかなと思い、我が家のカレー担当になりました。
最初のうちは、市販のカレールウの箱に書いてある通りに作っていたのですが、少し凝ってみたくなり、水野さんの本を買っておいしい家カレーを作ってみることにしました。
この本では、おいしい家カレーとして、「欧風カレー」「インドカレー」「ファイナルカレー」の3つのレシピが紹介されています。
料理素人のわたしからすると、そんなに凝ったものはできないのですが、この本で紹介されているレシピなら何とかなるかなと思いました。
欧風カレーの作り方を簡単に紹介します。
にんにく、生姜、セロリ、ワイン、バターなど、わたしが普段は使っていない材料も使います。
本当は、ローリエも使うはずなのですが、今回は省略しました。
水野さん流のカレーの作り方の特徴の一つが、玉ねぎの炒め方です。
赤唐辛子を炒めてから、くし切りにした玉ねぎを入れます。
フタをして強めの中火で5分間蒸し焼きにします。
カレーで、玉ねぎを蒸し焼きにするってあまり聞かないですよね。
蒸し焼きにしたあとは、強火で表面を焼きます。
セロリ、人参、にんにく、しょうがはミキサーにかけてジュースにして、炒めた玉ねぎに加えます。
牛肉は塩こしょうで下ごしらえをしてから、バターで炒め、ワインを加えます。
炒めた牛肉と玉ねぎを合わせてからさらに炒め、水を加えます。
ここで隠し味として2種類のものを投入して、煮込みます。(隠し味に入れるものを知りたい方は本をご覧になってくださいね)
煮込みが終わったら、火を止めて、カレールウを入れます。
カレールウを入れたあと、1~2分煮込んで、出来上がりです。
どうでしょうか、手間とコストは少しかかりますが、難しいことはあまりありません。
普段は簡単なカレーしか作っていないわたしでも、作ることができました。
作っている途中から、にんにくやワイン、バターなどのいい香りが漂っていました。
個人的には、ドロドロのカレーはあまり好きではなかったのですが、この欧風カレーは、結構ドロドロしています。
しかし、嫌なドロドロ感ではありません。
味はどうかなぁと、一口食べてみると、いつも食べているよりも深みがあって、とても美味しいです。
本には、「市販のルウを使ってこの味ができるのか!という驚きを体験してほしい。」と書いてありますが、本当に市販のルウとは思えないくらい美味しいカレーができました。
まずは、欧風カレーを作ってみましたが、このあとは、インドカレーとファイナルカレーにも挑戦してみたいと思うようになりました。
家で、美味しいカレーを作りたいという人にとっては、おすすめの本だと思います。
【編集後記】
最近またジョギングを始めましたが、歩かずに走り続けることができません。
遅いペースでも息が続かないんですよね。
10kmくらいは歩かずに走れるようになれたらいいんですけどね。