今シーズンオフに主役級の注目を集めた千葉ロッテマリーンズの補強が完了した模様です。
もしかしたら、もう1人くらい外国人を獲る可能性もありますが。
そこで、今シーズンオフの千葉ロッテの補強を振り返ります。
佐々木朗希獲得
今シーズンオフに注目を集めた千葉ロッテの補強ですが、その中でも一番はやはり佐々木朗希投手でしょう。
高校生で163kmを出し、しかもまだ伸びしろも十分ありそうです。
夏の県予選決勝で登板を回避したり、U-18で血豆ができほとんど投げられなかったりと、ガラスのエースと心配する声もあります。
しかし、千葉ロッテも相当大切に育てると思うので、身体が出来てくれば問題ないのではないかと思います。
とにかくこれだけ速い球を投げる投手はいない訳ですから、楽しみで仕方ありません。
1年目は焦らなくていいと思いますが、普通にやれば、夏以降に1軍での登板も可能性はあると思っています。
マリンで166km投げて欲しいですね。
FAで福田秀平、美馬学の2人を獲得
この2人がFA宣言をしたときは千葉ロッテに来るとは思っていませんでした。
美馬は先発として7~8勝のイメージですが、それでも先発ローテーションを守ってくれれば御の字でしょうか。
千葉ロッテの打線も良くなってきているし、中継ぎ投手も良くなってきているので、うまくいけば10勝も可能でしょう。
福田については、美馬以上に驚きました。
角中、清田ではレギュラーとしては少し物足りないものがあったので、頑張って欲しいですね。
荻野、マーティン、福田で外野を固めれば、外野守備についてはかなり良くなりますね。
荻野、福田の1,2番が機能すれば得点力もかなり上がると思います。
2人で50から60盗塁してくれるといいですね。
荻野が故障するようなことがあった場合にも、福田が入ってくれた効果は大きいですね。
外野手は新人の高部にも期待したいですし、競争が激しくなるのは良いことですね。
ジャクソン、ハーマンの両外国人投手を獲得
元広島のジャクソン投手と、元楽天のハーマン投手を獲得しました。
外国人の先発投手を獲るかと思ったのですが、2人とも中継ぎの投手となりました。
7回以降に投げる投手が、ジャクソン、ハーマン、益田、松永、東妻とかなり充実しました。
5~6回でも、唐川、東條、永野、中村稔、田中、チェンなどがいます。
ここに、内と有吉が戻ってくればさらに中継ぎ陣の厚みが増します。
先発投手陣も、佐々木千、石川、美馬、種市、西野、小島、岩下、二木と頭数は揃いました。
投手陣もかなり期待できそうです。
鈴木大地の人的補償で小野郁投手を獲得
1週間前に球団本部長が「若くていきのいい選手がいい」と言っていたので、この時点で小野投手と決まっていたかもしれません。
あるいは、涌井がトレードでいなくなることもあって投手にしたという事情もあるかもしれません。
さらには、美馬の人的補償として酒居が楽天に行くことも同時に発表されているので、お互いに獲得する選手を打ち合わせた可能性もあります。
いずれにしても、2年連続でイースタンリーグのセーブ王になるほどの投手ですから、楽しみですね。
酒居投手には悪いですが、小野の方が将来性があるように思います。
鈴木大地、酒居、涌井がいなくなる
補強も目立ちましたが、いなくなる選手も目立ちます。
今年までチームリーダーとして活躍した鈴木大地がいなくなる影響は大きいでしょう。
しかし、野手では安田という将来性豊かな選手がいます。
鈴木大地の抜けた大きな穴を安田が来年から十分に埋めてくれるものと期待しています。
先日このブログでプロテクト選手を予想する記事を書きました。
上記の記事の中で、「泣く泣く漏れた選手」として9人の名前をあげています。
そして、その中から楽天に選ばれる選手が出てくるだろうと書いていました。
酒居投手はこの9人に入っていましたね。
涌井投手についても、この9人に入れていました。
ですから、涌井や酒居がいなくなることについてはそれほど驚きではないのですが、2人抜けるというのはやはり驚きです。
涌井についてはここ3年くらいは成績もあまり良くなかったので、若手投手陣がその穴を十分に埋めてくれると思っています。
まとめ
シーズンオフにこれだけ千葉ロッテが注目を集める年というのは珍しいと思います。
しかも、マイナスではなくプラス面での注目です。
中には涌井がいなくなって千葉ロッテにマイナスだという声もありますが、先ほども書いたように、最近の涌井の成績を考慮すれば、若手投手でまかなえることも確かでしょう。
ここに書いた選手以外でも、2年目の藤原もいます。
来年の千葉ロッテからは目が離せないですね。
クライマックスシリーズ進出とかではなく優勝という目標に向かって頑張って欲しいです。
【編集後記】
シーズンオフの千葉ロッテの注目が高いせいで、このブログの千葉ロッテに関する記事のアクセスが多くなっています。
税金の記事よりも多く読まれるのは微妙な気もしますが、それはそれで良しとしましょう。