一人社長や個人事業主にとって資金繰りと同じくらい大切なもの

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一人社長や個人事業主が独立したての頃は、資金繰りがとても重要です。

資金が回らなくなれば、会社であれば倒産しますし、個人事業でも立ち行かなくなってしまいます。

もちろん、軌道に乗った後でも、資金繰りはとても大切です。

事業にとって、お金は血液とも言われています。

一人社長や個人事業主にとって、それほど大切な資金繰りと同じくらい大切なもの、それが家族の理解や協力です。

何のために事業をしていますか

事業の目的は人それぞれですが、一人社長や個人事業主の場合は、生きていくためのお金を稼ぐためという人が多いでしょう。

ただ生きていくだけではなく、より幸せに生きていきたいと思います。

より幸せに生きていくためには、一人よりも家族がいたほうがいいと思う人も多いでしょう。

自分自身や家族が幸せになるためには、事業に対する家族の理解や協力が必要になります。

事業が上手くいっているときは、家族が反対しても、協力がなくても、上手く回るかもしれません。

しかし、事業をしていれば、良いときも悪いときもあります。悪いときであればあるほど、家族の理解や協力が必要です。

自分の夢や、社会貢献のために、事業をしているという人もいますが、そういう人にとっても、家族の理解や協力が必要なことに変わりはありません。

自分の夢のためだからといって、家族を犠牲にしていたら、そのうち、家族は不幸になっていきますし、自分も不幸になっていく可能性が高いでしょう。

社会貢献、これも難しいです。社会貢献のために、家族を犠牲にしたらどうでしょうか。

最初のうちはいいかもしれませんが、いずれは上手くいかなくなるのではないでしょうか。

普段から、家族の理解や協力を得られるようにしておく

事業が厳しくなってから、家族に理解や協力をもとめても難しいです。

上手くいっているときは、家族のことは少し置いておいて、自分一人で事業をやっている。

そういう状態で、家族に理解や協力を求めても、共感は得られないでしょう。

家族には、普段からの心配りが必要です。

失ってからでは、当然遅いですし、事業が上手くいかなくなってからでも遅いのです。

上手くいっているのが当たり前と思わずに、普段から、事業に対する家族の理解や協力を得られるようにしておきましょう。

家族の理解や協力は、実際に仕事を手伝ってもらうのとは別物だと思っています。

もちろん、夫婦で仕事をしている人も多いでしょう。

しかし、直接的には仕事を手伝ってもらわなくても、普段の生活を支えてくれたりしています。そのことは、忘れないようにしましょう。

まとめ

自分の事業(仕事)に入り込んでしまうと、周りが見えなくなりがちです。

そういった時に、現実の世界に引き戻してくれるのも家族の有難さです。

仕事とは関係のない家族との会話に救われることも多いでしょう。

子供の笑顔のおかげで、仕事を頑張れるという人もいるでしょう。

一人社長や個人事業主だからと言って、一人だけで仕事をしているわけではありません。

支えてくれている家族がいることを普段から意識して、いざというときに助けてもらえるようにしましょう。

家族は必要ない、自分は一人で生きているという人もいるかもしれませんが、家族ではないにしても、周りには理解してくれる人や協力してくれる人がいるはずです。

そういった人がいることを忘れないようにしましょう。

【編集後記】

たまに、家族を犠牲にしてまで仕事をしている人を見かけます。

そういう人を見ると、「何のために働いているんだろう」と疑問に思ってしまいます。

最近は、過労死などの問題も多いです。そういう人は、気づかないうちに自分を犠牲にしてしまっているのかもしれません。

家族も大事ですが、自分も大事です。

周りの人も含めて、みんなが幸せになるような世の中になるといいですね。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。