十人十色の「ひとり税理士」という生き方は、税理士として独立を考えている人におすすめの本

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十人十色の「ひとり税理士」という生き方、という本を読みました。

この本は、10人の税理士が、それぞれひとり税理士の生き方について書いた本です。

対象者は、税理士として独立を考えている人だと思います。

税理士受験生へのメッセージもありますので、税理士受験生にとっても、将来を考えるうえで参考になるのではないかと思います。

ひとり税理士として有名な井ノ上陽一さんの影響を受けてブログを開始した(多分ですけど)10人のひとり税理士が書いた本です。

わたしは、この10人のうち、8人の方とはお会いしたことがありますので、興味深く読ませて頂きました。

また、10人の方のブログも読んでいます(すべての記事を読んでいる訳ではありませんが)。

ですから、読んでいて、「うんうん」とうなずきながら読む部分も多かったです。

しかし、「そうだったんだぁ」と思うような部分も多くありました。

意外にスムーズに独立をしている訳ではない

皆さん、思ったほどスムーズには独立していないんだなという印象を受けました。

税理士業界は、弁護士や公認会計士などに比べると回り道をしている人が多いと思います。

わたしも随分と回り道をしました。

この本を書いた10人の方も、それぞれスムーズには独立していないようです。

しかも、皆さん自信を持って独立をした訳ではなく、不安を持ちながらの独立のようです。

このことについては、これから独立を考えている人にとっては参考になるのではないでしょうか。

独立時の年齢についても、40歳±5歳くらいで独立をした人が多そうです。

もし、35歳以下で独立を考えている人はチャンスです。

若いというだけでも差別化できますし、お客様に気に入られる可能性があります。

しかし、多くの人が35歳を過ぎてから独立をしているように、若くないからと言って独立できない訳ではありません。

わたしは44歳での独立でした(まだ成功した訳ではありませんが)。

独立までの過程も人それぞれ

本のタイトルに「十人十色」とありますが、独立までの過程も人それぞれです。

小規模な税理士事務所、大規模な税理士事務所、企業の経理などを経験している人がいますし、転職歴もある人が多いです。

税理士は独立前に3つくらいの職場を経験することは普通ということでしょう。

わたしは、5つの税理士事務所と、1つの会社の経理を経験しました。

タイトルにある十人十色は、税理士としてもそうですし、独立するまでの過程も十人十色と言うことができます。

使用している会計ソフトが興味深い

本には、10人の税理士がどんなものを使っているかが書かれています。

会計ソフト、税務ソフト、パソコン、コミュニケーションツール、メモアプリ、文房具などが書かれていますが、わたしが興味深いと思ったのが、会計ソフトです。

皆さん複数の会計ソフトを使用していますが、弥生会計とMFクラウドを使用している人が8人ずつ、freeeを使っている人が5人いました。

わたしは、freeeよりもMFクラウドの方が使いやすいと思っているので、MFクラウドの方が多く使われている点は納得です。

気になったのは、弥生会計とMFクラウドを使用しているのは同じ8人ずつですが、弥生会計を1番目に書いている人が6人いるのに対し、MFクラウドを1番目に書いている人は1人しかいないことです。

まだ弥生会計をメインに使っている人が多いということでしょうか。

ちなみに、わたしはMFクラウドが7割,弥生会計が2割、freeeが1割といったところです。

人を雇っても拡大しないスタイルもある

この本を書いた10人の税理士はひとりという部分に拘りを持っていると思います。

本のタイトルにも「ひとり」という言葉が入っています。

わたしは、「ひとり」には拘っていません。

本の中で、「ひとり」と「拡大」を対比して書いている方が多いのですが、わたしは「人を雇う=拡大」とは思っていません。

10人を超えたあたりから拡大と言うのかなと思っています。

ですから、人を雇いたいなと思っていますが、拡大したいとは思っていません。

3~5人くらいであれば、拡大とは言わないと思いますし、自分が見られる範囲内で仕事ができると思っています。

そして、人を雇うと大変ということを書いている方もいますが、この点についても、わたしの考えは逆です。

もちろん大変な部分もあるのですが、人を雇うからこそできることもあり、自分が自由になる部分もあると思っています。

さらに、複数の人で目標を共有できたり、いい部分も多くあります。

モチベーションの点でも、いい面があるでしょう。

税理士事務所はブラックなところが多いと言われることもありますが、そこに対する挑戦もしてみたいと考えています。

ただし、わたしが考えているのは担当者を雇うことではありませんが。

まとめ

十人十色の「ひとり税理士」という生き方は、十人の税理士の等身大の姿が書かれています。

独立を考えている方や、税理士を目指している人が読めば参考になる部分も多いでしょう。

また、10人ともブログを書かれていますので、ブログも合わせて読めば、さらにわかることがあると思います。

わたしは独立当初は独立をすすめるようなことを書くことを控えていました。

最近はようやく、独立はいいよと言うことを少しずつですが書くようになりました。

等身大のひとり税理士が、いい面と悪い面の両方を書いていますので、是非参考にしてみてください。

【編集後記】

税理士の井ノ上さんが広めている「ひとり税理士」という生き方は少しずつ広がっていくように思います。

わたしは、町の税理士をうたっています。

町の税理士自体は新しいものではありません。

しかし、従来の町の税理士とは違った、新しい町の税理士の姿を広めていくというのも面白いなと思いました。


 

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